Ruby道
Ruby Way 第2版 (Professional Ruby Series)
- 作者: Hal Fulton,豊田祐司,株式会社クイープ
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/04/15
- メディア: 大型本
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まだ第1章の「Rubyの概要」というのしか読んでないけど、非常におもしろくて勉強になる。たぶん初版が出た当時の状況を反映しているのだろけど、対象読者としてSmalltalkやLisp、Java、C++などほかの言語からRubyってどんなもんだと思って調べてようとしている人に向かって書かれているっぽい。OOPのターミノロジや概念の整理から入り、細かな仕様、Ruby特有の振る舞いや考え方をマシンガンのように箇条書きでスパスパと説明するというスタイル。プログラミング初心者にはまったく不向きな構成なのだ。いきなりこの本を読まずに、まず「はじめてのRuby」を読んでおいて良かったなと思う。
他言語との比較でOOPの用語のゆれだとか、継承のモデルの話を整理してくれているところが、ぼくにはすごくおもしろい。
そういえば、Rubyの本といえば、まつもとさんが書いた最初の原典的な本の初版を2冊ぐらい持っている気がするんだけど、それもどこかの段ボールに入ってるか捨ててしまったような気がする。あの本、手にした当時はほとんど意味不明だったけど、今なら読めば何かおもしろく感じるんじゃないかという気もする。引越しのゴタゴタで本棚がなぁ。