JavaScriptを少しやってみたいかも

Google Apps Scriptが面白いことに気づいた。ちょこちょこっと書けばすぐに動く。スプレッドシートを標準入出力的に使ってウェブから何かを持ってきたり、セルを何かで埋めたりといったことが簡単にできる。ある意味では素のJavaScriptよりも簡単。サーバサイドのJavaScriptで簡易IDEみたいなのがあるから、スクリプトをサーバに置く作業とか、ローカルのフォルダを意識する必要もなく、単にエディタで書けばいいだけ。ブラウザオブジェクトとかスプレッドシートのオブジェクトみたいに最初から使いやすいオブジェクトも用意されている。

で、急にJavaScriptをやってみる気になって、とりあえず『初めてのJavaScript』(シェリー・パワーズ著)を半分ぐらい読んだ。想像していたよりも、Rubyと似ていて、Ruby->JavaScriptの学習ハードルは低いのかもと思った。プロトタイプだとか、関数リテラルみたいなことはあるし、boxingとかもちょっとギョッとしたけど、むしろ類似点だらけで概念的に新しいことってそんなにある感じがしない。というか、prototype.jsとかjQueryは違うのかもしれないけど、JavaScriptってシンプルだなと思った。

聞くところによればはprototype型のオブジェクト指向は別の流派ということだったけど、大規模にクラス設計するようなことをしなければ、名前空間の汚染にだけ気を付けてれば、そんなに違わないのじゃないのかしら、という予感。RubyRailsみたいなフレームワークを別とすれば、大規模に何か作るよりもスクリプト的使い方になるんだろうし。

ところで、せっかくJavaScriptを書いてみるんだったら、いまどきCanvasとかやってみたいよねと思って、高階関数Canvas再帰幾何学図形を描くみたいなテーマを思いついた。反転、並置、回転みたいな操作を関数としてホゲホゲすると、何か絵が描けるんじゃないかと思ったのだけど、30分ほど調べたり考えたりして、まだまだぼくには百年早いという玉砕感を感じだだけで終わってしまった。